このツールでできること

預入金額、年利、預入期間を入れると、預金で得られる利息と、そこから税金を引いた「手取りの利息」を計算できます。定期預金に預けたとき、満期にいくら受け取れるのかを知りたい場面で使えます。

利息の計算方法は「単利」「半年複利」「1年複利」から選べます。同じ金利でも、計算方法によって受け取る利息が少し変わります。結果には、税引前の利息、税金の合計、税引後の利息、満期の受取総額、税引後の実質年利が表示されます。

使い方

  1. 預入金額:預ける金額を円で入力します(例:1000000)。
  2. 年利(税引前):金融機関が示している年利を%で入力します。0.5%なら 0.5 と入れます。
  3. 預入期間:預ける期間を月で入力します。1年なら 12、5年なら 60 です。
  4. 利息の計算方法:単利、半年複利、1年複利から選びます。多くの定期預金は、満期に利息をまとめて受け取る単利です。

計算方法

預金の利息には、原則として税金がかかります。国税庁によると、預貯金の利子には所得税及び復興特別所得税が 15.315%、そのほかに住民税が 5%かかり、合計で 20.315%です。利子を受け取るときに自動で引かれる「源泉分離課税」なので、原則として確定申告はできません(源泉徴収で課税が完結します)。

単利の利息 = 預入金額 × 年利 × 預入月数 ÷ 12
複利の利息 = 預入金額 × (1 + 年利 ÷ 年の回数)回数 − 預入金額
税金 = 利息 × 15.315% + 利息 × 5%(それぞれ円未満切り捨て)
税引後の利息 = 利息 − 税金

複利の式は、期間が周期(6か月・1年)で割り切れる場合のものです。割り切れないときは、残りの月を月割りの単利で加えています。「複利」とは、受け取った利息を元本に足して、次の利息を計算する方法です。半年複利は6か月ごと、1年複利は1年ごとに利息を元本に足します。このツールでは、利息は満期にまとめて円未満を切り捨て、税金は所得税等と住民税をそれぞれ円未満切り捨てで計算しています。

国税庁の案内では、令和9年以後は防衛特別所得税の創設と復興特別所得税の税率引き下げが行われますが、利子にかかる合計の税率は変わらないとされています。

計算例

ツールで計算した結果は次のとおりです(預入金額 100 万円)。

年利・期間・方法税引前の利息税金税引後の利息
0.5%・1年・単利5,000円1,015円3,985円
1%・1年・単利10,000円2,031円7,969円
2%・5年・半年複利104,622円21,253円83,369円
2%・5年・1年複利104,080円21,143円82,937円
0.002%・1年・単利20円4円16円

同じ年2%・5年でも、半年複利のほうが1年複利より利息が約 540 円多くなります。複利の回数が多いほど、利息に利息がつく回数も増えるためです。

よくある質問

税引前の利息と税引後の利息はどちらを見ればいいですか?
実際に手元に残るのは税引後の利息です。パンフレットやウェブサイトの金利は税引前で書かれていることが多いので、手取りを知りたいときは税引後の金額を確認してください。
預金の利息に確定申告は必要ですか?
預貯金の利子は、受け取る時点で税金が引かれて課税が完結する源泉分離課税のため、原則として確定申告はできません。なお、特定公社債等の利子など、申告分離課税の対象になるものもあります。詳しくは国税庁の案内で確認してください。
銀行からの実際の利息と数円ずれるのはなぜですか?
金融機関は日割りで利息を計算し、端数の処理方法もそれぞれ決めているためです。このツールは月単位の目安計算なので、数円から数十円の差が出ることがあります。
普通預金の利息も計算できますか?
普通預金は金利が変わったり、利息をつける日が決まっていたりします。この計算は金利が一定の定期預金などの目安として使ってください。

注意点

この計算は、年利が預入期間中ずっと変わらないと仮定した目安です。実際の受取額は、金融機関の利息の計算方法(日割り・端数処理)によって変わります。また、NISA など税金が別になる制度や、各種の手数料は考慮していません。税金の扱いは個別の状況で変わることがあるため、正確な内容は金融機関や税務署にご確認ください。